よしふじ内科

診療時間 9:00-12:00、16:00-20:00 (平日・土日)※土曜日9:00-12:00 0721-55-3522
大腸カメラ

大腸カメラColonoscopy

当院の大腸カメラ検査
(下部消化管内視鏡検査)

私は近畿大学医学部附属病院の消化器外科・肛門外科で25年の臨床経験を積み、3,300件程の大腸カメラ検査と外科手術を行ってきました。大学病院なので、手術が必要になる重症患者ばかりであり、もっと早く受診してもらえれば、と思うことがしばしばでありました。
早期に大腸カメラ検査を受けなかった理由の一部として、「麻酔(鎮静剤)が嫌だった」「知人から検査が痛いと聞いた」というものがありましたが、当院の大腸カメラ検査では麻酔はせず、検査時の痛みを訴えられる方もほぼいらっしゃいません。過去の手術歴で大腸の癒着等があれば痛みを感じられる方もいらっしゃいますが、初診時にご相談いただければ麻酔使用等の対応いたします。大腸内視鏡検査をもっと積極的に受けていただき、がんで悲しい思いをされる方が減ることを切に願っております。

当院の大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)はどんな人が受けたほうがよいの?

大腸カメラ検査では、肛門から内視鏡を1m程度挿入し、大腸全てと小腸の一部を観察し、大腸ポリープや炎症疾患などの病気を診断することができます。一部の大腸ポリープは、大腸がんに発展する場合が多く、大腸カメラ検査は大腸がんの予防・早期治療において大きな効果を発揮します。
初期の大腸がんは自覚症状がない場合が多く、自覚症状が出たときには手遅れということがよくあります。しかし大腸がんは、早期発見できれば、90%以上の方が治ります。そのため、40歳を超えれば大腸内視鏡検査の受診をお勧めいたします。特に下記のような症状の方は、年齢問わず大腸内視鏡検査の受診をお勧めいたします。

  • 便潜血検査が一度でも陽性
  • 赤いor赤黒い便がでた
  • 親族が大腸がんになった
  • 食事が高カロリー
  • 便秘や下痢を繰り返している。お通じに乱れがある
  • 腹痛、腹部膨満感がある

当院の大腸カメラ検査
(下部消化管内視鏡検査)の強み

Experienced doctor & advanced technology 最先端の大腸内視鏡機器と豊富な検査実績に基づく診断

胃などと比べ、大腸はくねくねと曲がり患者さんによって様々な走行パターンがあり、尚且つ、とても薄い臓器であるため、実は大腸内視鏡は胃よりも難易度が高い検査です。内視鏡医にも高いスキルが求められます。当院では、最先端の大腸内視鏡を使い、3,000件あまりの大腸内視鏡検査経験を活かして診断を行いますので、安心して受診ください。

最先端の大腸内視鏡機器と豊富な検査実績に基づく診断

Examination without use of sedative 麻酔(鎮静剤)を使わない大腸カメラ検査

過去の手術歴等で麻酔に苦手意識を持つ方が多いですが、当院では麻酔を使わないため、麻酔のリスクがありません。検査中も患者様とお話をしながら大腸観察を行えるため、患者様が痛みを感じられているのに無理にカメラを進ませることがなく、大腸の薄い壁を突き破るリスク(一般的には10%)も大幅に軽減できます。大腸内視鏡検査に精通した医師は、大腸の特徴を理解し・疼痛を起こさない技術を持っているためスムーズな検査が可能です。

麻酔(鎮静剤)を使わない大腸カメラ検査

No worried for privacy issues 穴あきパンツで患者様の恥ずかしい気持ちを軽減

肛門部分のみに穴が開いた、穴あきパンツを使用するため、恥ずかしいという気持ちを軽減できます。がんで亡くなる女性の死亡原因で最も多いのは大腸がんですので、恥ずかしいという気持ちよりも、大腸がんの早期発見を大事にしてください。

穴あきパンツで患者様の恥ずかしい気持ちを軽減

Hygiene management 徹底した衛生管理

新型コロナ感染対策も含め、徹底した衛生管理を行なっています。検査に使用した内視鏡スコープは、内視鏡学会ガイドラインに沿った洗浄方法で用手洗浄し、自動洗浄機にて消毒を行なっています。また血液や組織が付着する生検鉗子などは、使い捨てのディスポーザブルを使用し、再利用する器具に関しては高圧蒸気滅菌にて消毒し、徹底した衛生管理を行っています。

徹底した衛生管理

Driving is allowable 車で来院可能

麻酔(鎮静剤)を使わないので、お車で来院いただき、検査後はお車で帰っていただけます。クリニック裏に第1駐車場をご用意しておりますので、お気軽にご来院ください。

車で来院可能

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)の流れ

step01
初回診察

初回診察First pre-examination

まずはご来院いただき、検査にあたり、普段のお通じや、過去の既往歴や手術歴、ご不安に感じていること、つらい症状等をお話ください。患者様のおなかの状況を事前に把握し、大腸内視鏡検査にて重点的にどこを診れば良いかを推測します。麻酔希望や過去の大腸カメラ検査で気になった点があれば、そちらもお気軽にご相談ください。

step02
胃カメラ検査の前日

大腸カメラ検査の前日Preparation

この検査を受けられるにあたり、一番大事な事が、腸をきれいにする事です。2回分の下剤(150ccの水で薄めて飲む)とお好きなスポーツドリンク250ml×5回分をご自宅にて前日と当日に事前に飲んできていただきます。ご自宅にて、お好きな飲料で飲めるので辛くなりにくいです。1日3回の事前の検査食は不要です。
大腸内に残便があると、微小病変が見逃しやすく正確な判断の妨げとなります。また、残便・残液は重いため腸のねじれが増えてしまうため、予め下剤を飲んでいただきます。便がきれいに洗い流されたツルツルの腸管は内視鏡の挿入もしやすく、その上で隅々まで観察することができるのです。

step03
胃カメラの当日

大腸カメラ検査の当日Inspection

検査時には、下半身の露出が無いように、穴あきパンツをご準備しております。鎮静剤は使用しないため、画像を患者様と一緒に観察し説明しながら、丁寧に検査を行います。患者様が痛みを感じられることがあれば、すぐに対処できますので、無理にカメラを押し込んで腸が伸びることがありません。検査時間は、平均して30分程度です。

step04
胃カメラ検査後の説明

大腸カメラ検査の説明After inspection

当院では「大丈夫でしたよ。」では終わらせません。患者様ともう一度内視鏡画像を高精細モニターで一緒に観ながら、検査時に気になったことや、今後の生活の注意点等も詳しくご説明いたします。 診察終了後は、鎮静剤を使用しないため、お車で帰っていただけます。

胃カメラに比べると、大腸カメラはそれほど気軽な検査ではありません。前日からの絶食・下剤内服が必要となります。しかしメリットはその分大きいです。大腸癌・大腸ポリープの早期発見ができます。それ以外にも、下血の原因の診断や腸炎の診断ができます。痔の出血と思っていても大腸癌であった患者さんや、過敏性大腸炎と思っていても違う腸炎であった患者さんも多いです。検査を受けることで安心して治療が受けることができることと適切なお薬の調節ができます。3年に一度の検査をお勧めいたします。お気軽にとは言いませんが、なるべく負担のないように検査しています。

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)でわかる病気

大腸ポリープ 全てのポリープが癌化するわけではありません。大腸ポリープには癌化する可能性のある腺腫性ポリープ、癌化する可能性の低い非腺腫性ポリープがあります。
腺腫性ポリープを放置すると5年から10年の時間をかけ大腸がんに移行しますが、逆に言えばポリープのうちに切除すれば、ほとんどの大腸がんは予防できます。
大腸がん 大腸がんは、正常な組織ではなく、組織が自然に崩れ出血します。大腸がんが大きければ大きいほど出血量も頻度も多い傾向にあります。初期の小さながんは自覚症状がないことがほとんどです。明らかな血便の症状が出た場合、比較的大きい場合が多く、進行している可能性があります。
大腸がん検診として一般的な便潜血検査は、ポリープや大腸がんがあっても、便が腫瘍に擦れなければ便潜血は陰性になります。
大腸がんを早期発見するためには、大腸の中を内視鏡で実際に観察する大腸カメラ検査が最も適正な方法です。
虚血性大腸炎 虚血性大腸炎は、血流が悪くなった場所が炎症を起こす病気です。典型的には突然の吐き気を伴う左下腹部痛とそれに引き続く下痢、血便であり、中年以上の女性に圧倒的に多く、夜間から早朝に発症することが多いのも特徴です。
大腸は血管の数が少なく血流が悪いのですが、特に大腸の左側は血管が少なく、便秘による腸管内圧の上昇、ストレスや喫煙、飲酒などがきっかけとなり発症します。糖尿病・膠原病(こうげんびょう)・血管炎などを基礎疾患としてもつ場合に多くみられます。症状は2-4日で落ち着くことがほとんどなので、自宅安静、抗生剤投与、点滴・食事療法等により通院していただきながら経過観察をします。
大腸憩室出血 便器が真っ赤になるほど、突然大量の下血が起きます。通常腹痛は生じません。痛みなど前兆がなく、中高年に多く発生します。
憩室の大きさは直径2~3mm~1cm程度であり、一人10~30個程度できることが多く、憩室の粘膜下の血管まで便で傷つくと出血します。
大腸内視鏡検査により、出血部位が同定されればクリップ止血術を行いますが、通常憩室は多発しており、どこが出血部位か同定できない場合も多いです。
大腸憩室出血の多くは自然止血しますが、出血のコントロールがつかない場合は血管造影にて動脈塞栓術や腸管部分切除などの外科的手術が必要になります。
潰瘍性大腸炎 潰瘍性大腸炎は下痢や排便時の出血、腹痛、発熱といった症状で見つかる難治性炎症性疾患であり、原因は自己免疫異常といわれています。
患者の多くは20歳代です。20歳代で慢性的な下痢や腹痛、排便時の出血がある場合は、潰瘍性大腸炎をまず疑うほど、患者数も増加傾向にあります。しかし、小児や50歳以上でもみられるなど、幅広い年齢層で発症する可能性があります。
潰瘍性大腸炎は、重症化すると高熱と下血、貧血を伴い、薬でコントロールできない場合は大腸切除を行う場合もありますが、ほとんどの方は軽症で、適切な治療により日常生活を送っていただけます。
クローン病 クローン病は、若い男性に多く、主に小腸や大腸などの腸管壁に炎症や潰瘍などができる慢性の炎症性疾患です。腹痛(主に右下腹部痛)と下痢を繰り返すのが、クローン病の特徴です。年齢別にみると、10~20歳代の若年に発症し30歳代以降は急激に発症率が低下します。
何らかの遺伝子の異常を背景に食事成分、異物、病原体などの侵入とそれに対する免疫反応の異常が関係すると考えられていますが、原因は不明です。潰瘍性大腸炎と同様に厚生労働省により特定疾患(難病)に指定されています。